【きれいのコツ】整理整頓下手な夫の改善記録①

元ミス妻の独り言

こんにちは。元ミス妻です。


このようなご時勢ですので、家で過ごす時間も増えたという方も多いのではないでしょうか。


今日は、家をきれいに保つコツについて書きたいと思います。

整理整頓下手な夫

実は夫は掃除や整理整頓が大の苦手。一人暮らしをしていた学生時代は「ヤバイ部屋の人」として有名でした。

私はというと、そこまで整理整頓が得意なわけではないけれど、人並みには綺麗にしたいタイプでした。

そんな二人が一緒に暮らすと、いったい何が起こるかというと、そうです、衝突です。


と言っても、私が「なんでこうしてくれないの!」と一方的にピーピーいう状態だったのですが、
夫としては「自分なりには気を配っているつもりなのに、また妻が謎に不機嫌だぞ・・・できるだけキレさせないようにおとなしくしてよう(そして存在を消す)」という状況だったと思います。

ところが、今では自分で言うのもなんですが、いつでも部屋や戸棚をインターネットにさらせるレベルにまできれいになりました。

そこで、そんな育ってきた環境が違うから、な二人と、清潔な環境でなければ命の危機のある赤子(ぼっちゃん)が暮らす家をどうやって互いにストレスなくきれいに維持できるようになったのか、どんな点に気を配ったのかを書いてみたいと思います。

整理整頓できるように気を付けたこと6選

【私が気を付けたこと】
①ルールを言語化し、明確にする
②非効率な方法は、慣れ親しんだ方法であっても即やめた
③目標と経過を共有する
④整理整頓の理論を学ぶ
⑤自分の求める基準に達していなかったからといって怒ったり、呆れたりしない
⑥ありがとうを伝える

【夫の良かったと思うところ】
①指摘を甘んじて受ける姿勢
②1から学ぼうとする姿勢
③家事を自分事として捉えていたこと
④ありがとうとよく言ってくれた

詳しく書いていきます。

気を付けたこと① ルールを言語化し明確に

①ルールを言語化し、明確にする
→家事が得意な方のやり方に、苦手な人が追従する感じになりがちですが、意外と家事のやり方って自己流で人それぞれなんですよね。


家事の苦手な人は、相手のやり方にあわせようにも、どうしたらよいのかわからない。

さらにその家事の方法や、作業の効果や、作業の根拠を説明するのって、実はちょっと難しい。
私は一度、自分のやっていた家事を「なぜそれをする必要があるのか」「それをすることでどのような効果が得られるのか」「ほかのやり方はあるか」を言語化してみることにしました。


そしてそれを夫に伝えるようにしてみました。

気を付けたこと② 非効率な方法をやめる

②非効率な方法は、慣れ親しんだ方法であっても即やめた
→①と同じで、家事の方法は人それぞれ。
夫に伝えるうえで、今一度自分の作業を顧みた時に「あれ?これって実は非効率じゃないか?」って気づくことが多かった。

また、これまで長く使っていた使いづらいアイテムを、自分なりに使い方を考えてアレンジして使用したりもしていたけれど、台所は自分だけのものじゃなく、二人で使うものだと考えたら、非効率なものをふたりして続けるよりもいっそ買い替えた方がコストよりも利益が勝るなと感じることも多々。

というわけで、自分の作業に立ち返り「なんとなくしていた作業」や「実は小さなストレスのあった用具」を思い切って一新してみました。

気を付けたこと③ 目標と経過の共有

③目標と経過を共有する
→私の求める「キレイ」と、夫が求める「キレイ」は全く別物でした。

なので「ここキレイにしといてね」だけ言われても夫は自分なりにキレイにしているのに、なぜだか妻は不機嫌になる。やったのに。なぜ。となる。

というわけで例えば台所の掃除お願いするときは「排水溝のネットは毎度変えている「シンクは最後に拭き上げて、その時に水滴が全くない状態が理想」などと具体的に理想形を伝えるようにしていました。

また、完成形をいかに具体的に伝えても、そこに至るまでのやり方(例えば前述の例だと、シンクはどのふきんできれいにするかとか)も詳しくお伝えしていました。


これに関しては、あまりにしつこかったようで「わかってるよ!」と、何度か言われました。

気を付けたこと④ 整理整頓の理論

④整理整頓の理論を学ぶ
→どちらかというと私の方が夫より家事は得意でしたが、それでも自己流でなんとか生活していたという感じなので、引き出しの中がごちゃついていたり、よくわからない物が家の中に漫然とあったりと、見る人が見れば手の加え甲斐のある部屋でした。


そこで、お友達の、いずれ整理収納アドバイザーの資格を取るつもりだという、整理名人に我が家に来てもらい、細かな部分まで丁寧に指導をしてもらったところ、なんということでしょう。

ゴミ袋10袋以上のごみがでて、家の中はスッキリと片付き、整理の理論を知った私はそのほかの個所に応用し、ますます家が片付いたというわけです。

やはり、体系化された知識というのは良いですね。今まで何となくやり過ごしてきた部分を、知識をもとに整理できたことで、とても過ごしやすくなりました。

夫婦間で解決しようとせず、熟練者の手を借りることもとても大切なことだと感じました。

気を付けたこと⑤ 自分の求める基準への到達を絶対視しない

⑤自分の求める基準に達していなかったからといって怒ったり、呆れたりしない
→私は女性なので、幼いころから親や社会から家事を当たり前のように教えられてきましたが、男性である夫はそうではありません。

ほとんど誰からも指導を受けず、実践(一人暮らし)を始めたので、家事に対するスキルの差はあって当然だなと考えました。

男性も家事育児が当たり前にできる社会は残念ながらまだ日本では浸透しておらず、これまでの社会制度や性別規範を嘆いても仕方ないので、私が小さなころからちょこちょこと教えられてきた家事を夫にレクチャーしています。

元から持てる知識が異なることを思えば、夫から見たら家事歴の長い私が、家事ひよっこ状態の夫に怒るというのは、ちょっとかわいそうですよね。

夫を新入社員と思えという教え?みたいなものも何かで見た気がして、それが正しいかは正直分かりませんが、次の世代、つまりぼっちゃん(息子)の代ではこのような性別間ギャップがなるべく解消されているように、男女関係なく家事をするスタイルを当たり前に見せていけるよう、今できることをしようと思った次第です。

気を付けたこと⑥ ありがとうを伝える

⑥ありがとうを伝える
夫はよく家事をした私に対してありがとうを言ってくれましたが、それは見えやすい家事(お皿洗いや洗濯等)の時だけ。

見えづらい家事(麦茶のポットにいつもお茶が入っている状態を維持する、トイレットペーパーの芯を捨てる等)のほうはやっても気づかれないのですよ‥。

そして、見えづらい家事をやってもありがとうを言われなかった時、結構悲しいんですよね。また見えづらい家事って、すっごく小さなことで、いちいち「やったんですけど!!」っていうほどでもない。

でも毎回確実に時間を取られている。さらにそれを誰かがしないと、状況は変わらない。自分がしたことがだれにも認められないのって本当にやる気を削がれます。

この経験から、私は夫がしてくれたことを見つけたら、可能な限りありがとうを伝えるようにしました。

夫に、見えてるよ、やってくれたこと感謝しているよ、を言葉で伝えることで、夫に「やったのに・・」という思いをなるべくさせないようにしたいと思いました。

如何でしょう。
次の記事では夫側の良いなと思う点について書きたいと思います。
家がきれいになったのは私だけのおかげでなく、確実に夫のスタンスも影響していると思うのです。

それではまた。

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